エレキギターのピックアップを交換しました!
トーカイというメーカーのレスポール を使っているのですが・・・
私自身、ギブソンのレスポールの音が好きでして
どうしてもギブソンの様な音が出したいと思っていました
ギターという楽器は本体の〝木〟という媒体を通して音を鳴らしているわけですが、私はエレキギターに関しては弦の音を拾っているピックアップによってサウンドの味付けが変わってるのではないかと思っております
そこで、このピックアップをギブソンのピックアップに変えれば〝ギブソンの音〟が出せるのではないかと思いました
YouTubeを見たりなどして、色々調べた結果・・・
ギブソンのピックアップの『BURST BUCKER TYPE1 & BURST BUCKER TYPE2』を取り付けることにいたしました!
私自身バンドを組んでいるわけでもないので、そうそう何度もピックアップの交換もしないだろうと思いリペアショップなどで交換をお願いしようと思っていたのですが・・・
なかなか近くにその様なお店もなく・・・、
また即日で交換をしてくれる様なところも近くには無いので・・・
はんだごてを購入し、自分で交換してみることにしました!
配線を見ながら、はんだごて作業・・・
すでに付いているピックアップの配線を見ながら、まずはリア(ブリッジ)側のピックアップを外していきました
はんだ吸取線も購入したので、溶かしたはんだを吸い取りながら既存の配線を外していきました!
はんだの作業は思っていたよりも気を使う作業で・・・
はんだごての先端だけでなくその手前の部分も高温になっているので、周りにある他の配線を溶かさない様に作業するのが大変でした・・・(少し周りの配線の被覆カバーを溶かしました・・・笑)
リア側のピックアップを交換し、フロント(ネック)側のピックアップも交換していきます!
調べていたところ、フロント側に『BURST BUCKER TYPE1』
リア側に『BURST BUCKER TYPE2』を付けたほうが良い様なので、
その通りに付けていきました!
ピックアップ交換の全ての作業が終わったところで、ひとまずアンプに繋いで音が出るかのテストをしていきます!
弦を全て外していたので、ピックアップ自体を叩くなどして音が伝わっているかだけテストいたしました!笑
ピックアップを交換しての実際の音は・・・
弦も新しいものを張っていき、チューニングをしてからアンプに繋ぎ音を出してみました・・・
ひとまずクランチぐらいの歪み具合で弾いてみました・・・
感想ですが・・・
正直なところ音そのものの性格自体は変わっていない様な気がします・・・
ギブソンの音を求めてギブソンのピックアップに交換をしたわけですが、いわゆるギブソンの音にはなりませんね・・・(当たり前ですが・・・)
ただ、いままで拾えていなかった音を拾ってくれていると言いますか・・・
細かい音も増幅して出力してくれる様になりました!
特にリアの『BURST BUCKER TYPE2』ですが、他の方々のレビューにもある通り〝少し枯れた様な、パワフルな、暴れる感じ〟というような印象は感じられました!
元気なサウンドになったとでも言えばいいのでしょうか・・・?
多少なり暴れるサウンドが好みなので、〝ギブソンの音〟という感じではありませんでしたが、ピックアップを交換して正解でした!
最後に・・・
私の持っている〝トーカイ(東海楽器製造株式会社)〟のエレキギターですが・・・
ヘッドの形からの判断ですが、おそらく韓国の方の工場などで作られたものだと思います
トーカイのギターはギブソンを真似して作られており、日本で製造しているので品質自体はギブソン以上ではないかと言われております
しかし、年式や型式によっては日本での製造では無く、海外の方で作られているものもある様で、その様な形式のギターが良質?なのかと言われると疑問も残ります・・・
ただ、その様な海外で作られたギターでも、今回ピックアップを交換したことによる効果は、
もの凄く感じられました!
中にはほとんど変化を感じられないといったこともある様ですが・・・
ギター本体が、〝木で作られている〟わけでして、楽器というものがそういった木の鳴りというものを忠実に表現していることも分かり!
音の性格に変化がないのは、それがそのギターの木の性格なのだと割り切るしか無いですね!
あとは、その音を良いところを少しでも伸ばしていける様にカスタムしていくしか無い様です・・・
どうしても気に入らないのであれば、本体自体を買い換えるしか無いと思います!
そういった自然に作られた木を使わせていただき、
木で楽器を作ろうと考えた方は、本当に素晴らしいと思います!!